こんにちは! 鈴鹿市、津市、四日市市を中心に、丈夫でかっこいい家づくりをご提案しているジップスタイルズです。
マイホームを建てる際、「将来親と同居もできるように」と二世帯が暮らすための間取りを希望される方もいらっしゃいます。
そこで、今回は二世帯住宅のための間取りの考え方を、建築士がお話しします。
■大前提は「1階で生活が完結できる間取り」にすること
マイホーム完成してすぐに二世帯住宅として使うのではなく、将来親が年齢を重ねたら一緒に暮らせる間取りを考えるのであれば、1階で暮らしが完結できる間取りを考えておきましょう。
年齢を重ねると、やはり階段の上り下りは大変になります。
夜寝るために毎回2階の寝室にいくのは、しんどいですよね。
また、階段の上り下りで転んでしまうなど家庭内での事故を防ぐためにも、ワンフロアで暮らしが完結できるようにしておくと良いでしょう。
ちなみに上の写真のお家は、リビング横に和室を作り、将来親御さんの寝室としても使えるような間取りとなっています。
また、リビングからも和室からも中庭が見える形を考えています。
■トイレやドアの開口は広めにしておくとGOOD
また、車椅子での生活を想定しておくなら、トイレの間口やドアの開口部の幅も車椅子が通れる幅を確保しておくと良いでしょう。
トイレの間口なら75cmほど、その他の開口部も72〜73cmほどの広さに最低限しておくと安心です。
実際に、ジップスタイルズでも「将来親と暮らすかも」というお客様の家を設計する際には、開口部は広めに確保するようにしています。
同じように、柱の位置も気を配っておきたいポイントです。
構造上必要な柱は、リフォーム時に取り除くわけには行きませんから、最初からきちんと計画立てておくことが重要です。
ちなみに、ジップスタイルズが採用しているテクノストラクチャー工法は、柱のない大空間を一般的な木造住宅よりも作れる工法。
そのため、二世帯住宅を想定した家づくりにも向いているんですよ。
■ドアは開き戸よりも引き戸が使いやすい
また部屋と部屋を仕切るドアは、ドアを押したり引いたりして開ける開き戸よりも、横にスライドさせて開閉する引き戸を使うと良いでしょう。
引き戸は、リビングとリビング横の寝室のように、扉を開けっぱなしにしておくことが多い場所にもおすすめです。
生活シーンを想像しながら、プランしていくと良いですよ。
ジップスタイルズの建築士は、こんなふうに毎日の生活を細かくイメージしながら、お客様邸の設計を日々考えています。
ぜひ、気軽にご相談くださいね♪
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