── ジップスタイルズ・橋本代表に聞く、リノベーションの予算と「お金のかけ方」
インタビュアー:
リノベーションを考えている方にとって、やっぱり気になるのが「実際、いくらくらいかかるの?」という費用の部分ですよね。
ジップスタイルズでは、フルリノベーションの場合、どれくらいの予算を見ておけばいいのでしょうか?
橋本:
建物の状態や工事内容によって変わりますが、ジップスタイルズではフルリノベーションの概算として、延べ床面積90㎡で1,500万円、100㎡で1,650万円、120㎡で1,950万円をひとつの目安としてご案内しています。いずれも税別で、解体費用は別途です。
インタビュアー:
具体的な数字があると、これから検討する方もイメージしやすいですね。
橋本:
そうですね。ただ、この金額だけを見て「自分の家も同じくらい」と考えないことが大切です。
リノベーションは、今ある建物を活かす工事ですから、建物の状態によって必要な工事が変わります。
間取り変更だけなのか、耐震や断熱まで手を入れるのか、水まわりや外壁なども更新するのか。
それによって費用は変わってきます。
インタビュアー:
つまり、「何㎡だから○○万円」と単純に決まるものではないんですね。
橋本:
はい。面積はあくまで目安です。
例えば、同じ100㎡の住宅でも、構造部分の状態や設備の劣化具合、希望するデザインによって必要な工事はまったく違います。
だから私たちは、まず建物を見て、「何を残して、何を変えるのか」を整理することから始めます。
インタビュアー:
ジップスタイルズのリノベーションは、単純に内装を新しくするだけではないんですよね?
橋本:
そうです。
私たちは一級建築士と一緒に、今の生活スタイルに合った間取りへの変更だけでなく、耐震性や断熱性など、建物そのものの性能向上も含めて考えています。
「古いから新しくする」のではなく、これから先も安心して快適に暮らせる家にする。
その視点が大切だと思っています。
インタビュアー:
となると、リノベーションでは「どこにお金をかけるか」が重要になりそうですね。
橋本:
まさにそこです。
例えば、見た目を大きく変えることも大切ですが、断熱や耐震など、完成してからでは簡単に変更できない部分もあります。
「おしゃれなキッチンにしたい」「かっこいいリビングにしたい」という希望ももちろん大切。
でも、それと同時に「冬も暖かく過ごしたい」「地震への安心感を高めたい」といった部分にも予算を配分する。
そうやって、デザインと性能のバランスを考えていくことが重要です。
インタビュアー:
中古物件を購入してリノベーションする場合は、物件価格も考えないといけませんよね。
橋本:
そうですね。だからこそ、物件を購入する前に相談していただきたいんです。
ジップスタイルズでは、中古物件探しから購入、リノベーションまでトータルでサポートしています。物件購入費用とリノベーション費用を合わせて資金計画を考えることもできます。
「この中古物件、安いから買おう」ではなく、「この物件を買って、どんな家にできるのか」まで見て判断することが大切ですね。
インタビュアー:
なるほど。物件価格だけで判断すると、あとからリノベーション費用が想定以上にかかる可能性もあるわけですね。
橋本:
そうなんです。
中古住宅は、一見すると価格が安くても、構造や断熱、設備などに大きな改修が必要になる場合があります。
逆に、価格は少し高くても、建物の状態や立地が良く、必要な部分だけリノベーションすれば理想の暮らしを実現できることもあります。
だから「物件+リノベーション」の総額で考えることが重要なんです。
インタビュアー:
最後に、リノベーションの費用について悩んでいる方へメッセージをお願いします。
橋本:
リノベーションは、「できるだけ安くする」ことが目的ではありません。
大切なのは、限られた予算の中で、これからの暮らしに必要なところへきちんとお金をかけることです。
ジップスタイルズでは、フルリノベーションの概算として、90㎡で1,500万円、100㎡で1,650万円、120㎡で1,950万円を目安としてご案内しています。
ただし、解体費用は別途で、実際の費用は建物の状態や工事内容によって変わります。
「いくらかかるか」だけではなく、「この予算でどんな暮らしをつくれるか」を一緒に考える。それが私たちのリノベーションだと思っています。
※この記事は、三重県津市の住宅会社「ジップスタイルズ」橋本代表へのインタビューをもとに構成しています。
