空気が乾燥すると、私たちの生活に様々なリスクが発生します。
毎年冬になると、風邪・インフルエンザが流行するイヤな季節ですが、今年はさらにコロナウイルスがいま現在も猛威をふるっています。
他にも肌荒れ、静電気、脱水症状、火災なども乾燥が原因でおこるので気を付けなければなりません。
そこでお家で乾燥を防ぐためにできる、エコな加湿方法をお伝えしたいと思います!
【タオルや洗濯物を干す】
洗濯物を干して蒸発する水分で加湿する。
なるべく日が当たる窓側で干すと良いでしょう。
ただし、洗濯物を大量に干すと湿度が高くなりすぎて、洗濯物が乾かないことがあり、またニオイの原因にもなるので調整してみてください。
またうまく水分が蒸発するように扇風機やサーキュレーターで風を当てて空気を循環させるのも効果的です。
部屋干しの臭いが気になる方は、最近はニオイ対策の部屋干し用洗剤が多くあるので試してみてください。
どうしても洗濯物を部屋に干すのは抵抗があるという方は、濡らしたタオル1枚干しておくだけでも効果があります。
【水を入れたコップを放置する】
コップに水を入れたまま放置し、蒸発させます。
部屋全体を加湿するには少し物足りませんが、人がいる狭い場所や仕事中のデスクの上、就寝時の枕元などピンポイントで加湿するには効果があります。
【霧吹きで水をまく】
霧吹きの水で、部屋にスプレーする手軽な方法。
一定の間隔でシュッシュとしないといけないので、手間はかかりますが簡単に加湿ができます。
また水ではなく消臭・除菌スプレーやフレグランスミストもおすすめです。
部屋の空気中だけでなく、カーテンやソファーなどの布製品に吹きかけると加湿効果が高くなります。
【床を水拭きする】
濡れた雑巾でフローリングを水拭きすれば、床に残った水分が蒸発して加湿できます。
同時にほこりも掃除できるので、ウイルス対策にもなります。
【観葉植物を置く】
定期的に水やりをすると、根から吸い上げた水分が葉っぱから蒸発し続けてくれるので、観葉植物は「天然の加湿器」と言われています。
観葉植物は大きめの葉っぱのものを選ぶとより効果があり、インテリアにもなるのでおすすめです。
【風呂の扉を開けっぱなしにする】
毎日浴槽に入る方におすすめ。
入浴した後に浴槽の蓋をせず、風呂の扉を開けっぱなしにすることで、蒸発した水分が部屋全体に行きわたり加湿できる方法。
ただし、この方法だと湿度が高くなりすぎてしまうことがあります。カビが生える原因にもなるので、蓋や扉を開けておく加減や時間を調整してみて下さい。
あと同じ要領で、観賞魚を飼っているお家では、水槽のフタを半分ほど開けることで加湿効果があります。
こちらもフタの開け具合で加湿量を調整できるメリットがあります。
いくつか方法をお伝えしましたが、まずは自分のお家がどれくらい乾燥しているのかを知ることも大切です。
湿度計があれば数値で確認できますが、湿度計がなくてもエコな測定方法もあります。
金属やガラスのコップに氷水をいれて少しおいておきます。
しばらくしてコップに水滴がついていれば、その部屋は十分な水分があり、過ごしやすい湿度。
なかなか水滴がつかない場合は、その部屋が乾燥している可能性が高いので乾燥対策を行いましょう。
他にもまだまだたくさんエコな方法もありますが、ざっとご紹介させていただきました。
参考にして頂ければと思います。
YAMAGA