── ジップスタイルズ・橋本代表に聞く、リノベーションという選択肢

インタビュアー:
近年、「リノベーション」に関心を持つ方がとても増えています。橋本さんは、リノベーションの一番の魅力はどこにあるとお考えですか?

橋本:
一番は、「今あるものを活かしながら、暮らしをアップデートできる」ことですね。
建て替えなくても、間取りや性能、デザインを見直すことで、家はまだまだ生まれ変わります。思い出を残しながら、今のライフスタイルに合わせられるのがリノベーションの良さです。

インタビュアー:
新築とは違う価値がある、ということですね。

橋本:
そうですね。新築はゼロからつくる良さがありますが、リノベーションには「積み重ねてきた時間」があります。
例えば、親から受け継いだ家や、子どもの頃から住んでいる家。その記憶や土地への愛着を大切にしながら、これからの暮らしに合う形へ整えていく。これはリノベーションならではの価値だと思います。

インタビュアー:
具体的には、どんなご相談が多いのでしょうか?

橋本:
多いのは、「寒い・暑い」「間取りが今の生活に合っていない」という声ですね。
断熱性能を高めたり、家事動線を整理したりするだけで、暮らしやすさは大きく変わります。
最近は、水まわりをまとめて刷新したり、LDKを一体化して明るい空間にしたい、というご要望も増えています。

インタビュアー:
性能面も、新築に近づけることは可能なのでしょうか?

橋本:
はい、可能です。
断熱・耐震・設備性能は、きちんと計画すれば新築同等、あるいはそれ以上を目指すこともできます。
特に私たちは「見た目だけきれいにするリノベーション」ではなく、「これから何十年も安心して住めるか」を重視しています。

インタビュアー:
費用面でリノベーションを選ぶ方も多い印象があります。

橋本:
そうですね。土地を新たに購入する必要がない分、コストを抑えながら理想に近づけられるのは大きなメリットです。
ただし大切なのは、「安く済ませること」ではなく、「どこにお金をかけるか」を見極めること。
性能・デザイン・将来性、そのバランスを一緒に考えるのが私たちの役割だと思っています。

インタビュアー:
最後に、リノベーションを検討している方へメッセージをお願いします。

橋本:
「この家はもう古いから」と、すぐに諦める必要はありません。
家には、まだまだ可能性があります。
今の暮らし、これからの家族の時間を想像しながら、どう活かせるかを考える。それがリノベーションの第一歩です。
今ある家に、もう一度ワクワクを。そんな住まいづくりを、私たちは大切にしています。

※この記事は、三重県津市の住宅会社「ジップスタイルズ」橋本代表へのインタビューをもとに構成しています。