── ジップスタイルズ・橋本代表に聞く、“外の空間”が暮らしを変える理由
インタビュアー:
最近はアウトドアブームもあって、「庭を楽しむ暮らし」に興味を持つご家庭が増えている印象があります。住宅会社として、庭はどんな価値があると考えていますか?
橋本:
庭は、家庭にとって非常にポテンシャルの高い空間なんですよ。室内とは違う開放感があって、余白がある。暮らし方の幅が、庭があるだけで一気に広がります。BBQもできるし、子どもが遊べるし、洗濯物を干す場にもなる。何もしなくても、ただ眺めるだけでもいいんです。
インタビュアー:
「余白」という表現がいいですね。たしかに、家の中の空間は機能がはっきりしているけれど、庭って自由度があります。
橋本:
そうなんです。たとえば三重県は、比較的庭を維持しやすい条件が整っているので、庭のある暮らしの相性が良い地域なんですよ。気候も温暖で、冬は雪が積もりにくく、春〜秋にかけて外を楽しむ時間が長く取れる。庭を楽しむ文化が育ちやすい地域性があるんです。
インタビュアー:
なるほど、庭は単なるオプションではなく、地域や暮らしと結びついているんですね。庭があることで、家族の時間にも変化はありますか?
橋本:
あります。子どもたちは外に出るだけでテンションが上がりますし、リビングと庭をつなげると家の中と外が一体化して、生活動線がとても豊かになります。最近はリビングの延長としてウッドデッキやテラスを計画する方も多いですね。コーヒーを飲むだけで“休日感”が出るんです。
インタビュアー:
毎日がちょっと贅沢になりますね。大掛かりなことをしなくても楽しめるのがいい。
橋本:
そうなんです。庭って、時間を豊かにするんですよ。
焚き火をしたり、ちょっと植栽を育てたり、夜にライトアップしてみたり。家って、使い方次第で資産価値だけじゃなく、感情価値がどんどん高まっていくものなんです。庭はその象徴みたいな存在ですね。
インタビュアー:
庭のある暮らしを検討している人に、アドバイスはありますか?
橋本:
「何をしたいか」を先に考えることですね。BBQをしたいのか、ガーデニングなのか、子どもを外で遊ばせたいのか。それによって広さも素材も植栽も変わる。あと、家の中と庭のつながりはとても大事。動線と視線で庭は活きますから。
インタビュアー:
庭は“外の部屋”なんですね。
橋本:
まさにその通りです。庭を楽しめる家って、暮らしの幸福度が上がりますよ。
※この記事は、三重県津市の住宅会社「ジップスタイルズ」橋本代表へのインタビューをもとに構成しています。
