── ジップスタイルズ橋本代表に聞く、冬を楽しむサーファーズハウスの暮らし方

インタビュアー:
サーファーズハウスといえば「夏の家」というイメージがあります。
でも、実は冬にも魅力があると聞きました。橋本社長はどう感じておられますか?

橋本:
そうですね。
確かに“青空と海”という夏のイメージが強いですが、冬のサーファーズハウスには“静けさの贅沢”があります。
冬の海は空気が澄んでいて、光のコントラストも美しい。
朝の光が木の梁や漆喰の壁をやわらかく照らす瞬間なんて、本当に絵になりますよ。

インタビュアー:
なるほど、夏の開放感とは違う“穏やかな時間”があるんですね。
でも、海辺の家は冬は寒そう…という印象もあります。

橋本:
それは設計次第です。
たとえば三重県沿岸部は、冬に北西風が強く吹くことが多い。
だからサーファーズハウスでも、窓の配置や断熱性能をしっかり計画することで、開放的でありながら温かい住まいがつくれます。
高気密・高断熱構造にしておけば、リビングの吹き抜けや大きな窓から冷気が伝わりにくく、体感温度も安定します。

インタビュアー:
なるほど。冬でも大開口の開放感を損なわない工夫があるんですね。

橋本:
そうです。さらに、断熱と合わせて“素材のぬくもり”も大切にしています。
たとえば無垢の床材や塗り壁など、自然素材は冬に触れてもひんやりしにくい。
薪ストーブを置けば、炎のゆらぎが空間を包み、夏とは違う“癒やしの時間”が生まれます。

インタビュアー:
冬のサーファーズハウスって、まるで「静かなリゾート」のようですね。

橋本:
まさにその通りです。
夏はアクティブに、冬は穏やかに。そんなふうに季節で表情を変えるのがサーファーズハウスの醍醐味です。
冬の波の音を聞きながら、コーヒーを飲んだり、本を読んだり。
海辺の暮らしを一年中楽しむための家づくりが、今はすごく人気なんですよ。

インタビュアー:
なるほど、夏だけでなく“冬を楽しむ家”としての魅力もあるんですね。

橋本:
ええ。海が好きな人にとって、冬の海ほど心を落ち着かせてくれるものはないと思います。
家の中があたたかいからこそ、外の冷たい空気も心地よく感じられる。
そんな“冬を楽しむサーファーズハウス”を、これからも提案していきたいですね。

※この記事は、三重県津市の住宅会社「ジップスタイルズ」橋本代表へのインタビューをもとに構成しています。